キャンプ未経験者がはじめてのキャンプをなしとげるまで・ホリデーの場合(準備編1)

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こんにちは、ホリデーです。

この記事は、キャンプ沼にはまるまだ前、キャンプに一度もいったことのないホリデー家族が初めてのキャンプ場宿泊を成し遂げるまでの顛末記です。キャンプって楽しそう!家族でキャンプしてみたい!、けど一体全体何をどうしたらいいのかわからない、というあなた、そう、わたくしホリデーも同じ地点からスタートしました。誰だって始める前は皆初心者!この記事がそんなあなたの一助になれば幸いです。

はじまりはいつも唐突

ある日、会社の後輩Nから唐突に話しかけられたことからすべては始まった。

後輩Nよ。おまえはアホか。なぜ未経験者のお前が未経験者のオレを誘うのか。いや、キャンプには興味あるし楽しそうだけど、同時に大変そうでもある。経験者のサポートがあればまだ安心だけど、俺もおまえも未経験者やんけ。第一、うちの奥さんはめんどくさいことが嫌いなのよ。嫁の許可無しにキャンプに行くことなぞできないんだよ。

とりあえず奥さんの”デー”にLINEしてみる。

ホリ
Nがさ〜、キャンプ行ったこともないのに、ホリデー家とキャンプ行きたいとか行ってるんだけど。草生えるよね!。
デー
キャンプ!!いくっ!!

「え?」

ということで、唐突な展開でキャンプに行くことが決定した。まあいい。モノゴトのはじまりは大体が唐突なもんだ。お互い忙しく合う日程を探したところ、Xデーは2ヶ月後となった。準備の時間はたっぷりあるように思えるが、
そう、我々はまだスタート地点にも立っていないキャンプ未経験者。装備をなにひとつとしてもっていない。
そもそも、キャンプするのに何が必要なのかまったくわからない。ここで、自分が高校の頃に山岳部だったことを思い出す。ニッカボッカはいて、重いザックを背負いひたすら山に登って、飯盒炊爨もやったなあ。しかし記憶を振り絞ってみるも、あの時張ったテントが一体どういう形状をしていたのか、今となっては微塵も思い出すことができない。野郎どもが密集してテント内が汗臭かったことと、さらに寝袋はもっと臭かったこと、あとは部員が部室にエロ本隠してたことだけはぼんやり覚えている。嗅覚の記憶ってすごい(エロ本は関係無いけど)。

とりあえずテントと寝袋が必要な事は思い出したが、今回は家族と一緒に行くファミリーキャンプであり、スポーツではなくレジャーなのだ。ある程度の快適さは担保しなければならない。

ファミリーキャンプを快適に過ごすための基本の空間構成を知る

なにせ未経験者、どんなテントがあってどう選んだらいいのかさっぱりわからないので、まずはざっくりと「テント」でぐぐってみる。丸いテントがあったりとんがったテントがあったり、カラフルだったり渋い色彩だったり、、運動会で使うようなテントもあるし、あまりに種類がありすぎて自分達がどういうテントを使えば良いのか皆目見当もつかない。が、めげずにたくさんのページを眺めてるうちに、テント選びのポイントとなる大きなヒントを得ることができた。それは、ファミリーキャンプで快適に過ごすためには大きく分けると「寝るスペース」と「くつろぐスペース」の2つを確保すると良い、ということである。

「寝るスペース」とは雨風や虫の侵入を防ぎ快適に就寝できるスペースであり、「くつろぐスペース」はご飯をつくって食べたり座って休んだりするスペースである。

で、このスペースをどうつくるか、なんだけど、「寝るスペース」がいわゆる僕らがイメージする「テント」だ。雨風をしのぎ、虫の侵入を阻むサンクチュアリ。これはまあ未経験者でもイメージできる。

では、くつろぐスペースはどうつくるのかというと、椅子とテーブルさえあれば食べたり呑んだりできそうなんだけど、もっと大事なものがあって、それはくつろぐ時間を安心してすごせるように太陽の光を遮光し雨をしのぐ「天井」である。太陽に晒されたまんまだと暑くてかなわんし雨はいつ降って来るかわからない。ほんで、その「天井」をつくるためには「タープ」と呼ばれる布きれをポールと共に張るのが一般的らしい。

ということで、

テント+タープ

これがファミリーキャンプで快適に過ごす基本構成だということがわかった。

ツールームテントなるものを知る

テントを立てて、タープを張る、なんかもうそれだけですごいキャンプ玄人っぽい。もっとこうコンパクトでお手軽な感じでいいんだけど、、と思ってさらに調べていくと、最近では「寝るスペース」と「くつろぐスペース」をPPAPしていっぺんに叶えてくれる「ツールームテント」と呼ばれるものがあることがわかった。大きなテントの中に寝室テントを入れ込む、という形状になっていて、わざわざテントの他にタープをたてる手間がなく、くつろぐスペースも雨風に強い、虫の侵入にも有利(これは後で別にそうでもないことがわかるが)という優れもの。とにかくできるだけキャンプのハードルは低くしたいキャンプ未経験者的にはツールームテントは刺さるものがある。よし、狙うはツールームテントだ!

スノーピークとの出会い

テントの分類は少し理解ができた。では、その中でもどこのメーカーのテントを買ったらいいんだろうか。そうだ、ホリデーの務める部署は仕事の関係で部員にもキャンパーが多い。そう思って上司の席に目をやると、とあるメーカーのカタログを見つけることができた。

snowpeak

表紙からして美しいパンフレットだ。さっそく強奪しぱらぱらと眺めてみると、スノーピークだけで多くのテントの種類があることに驚く。さらにどうやって使うのかまだわからないような様々なキャンプギアがびっしりと載っていて心が踊るが、まずはテントだ。ツールームテントとして使えるテントを探してみると「2ルームシェルター」という項目の中にそれはあった。

ばばーーーーん!!!

トルテュプロ、、、

これ、、あれやん!

金色の野に降り立つやつやん!

完全に王蟲やん!

しかもカラーリング的にも怒りで我を忘れて攻撃モードになってる王蟲やんな!

かっこよすぎる!

一瞬で心を奪われる。一目惚れっていうやつ。テンションマックス。

王蟲に見え始めてからというもの、完全に心に火がついてしまい、もうトルテュのことしか考えられなくなる。その後数日はトルテュ情報をネットで漁る。ああ、トルテュ、トルテュ、いとしのトルテュ。。

どのサイトを見ても良い評判ばかりで、その性能にケチをつけるものはいない。しかし商品名にも「プロ」の文字を備え、性能の良いスノーピークのテントの中でもトップラインのテント、キャンプ未経験者が持つことが許されるテントなのか。値段もお高い2ルームテントなんて贅沢な選択なのかもしれない。

ということで、やはりここは妻のデーに聞いてみる。

「あのね、家族で使うにはテントとタープを別で立てるよりも、2ルームテントってものがどうも良さそうで、、」

「2ルームが良い!!」

相変わらず決断が早い。まあ、どうせ買うなら長く使えるきちんとしたものを最初から買っておく方がお得なのかもしれない。ということでトルテュで心は決まったが、念のためキャンパーでもある同じ部署の同期社員Yに聞いてみた。

ホリ
ねえねえ、トルテュって、ほんといいテントだね〜〜。
同期Y
ん?トルテュはたてるの大変だぜ〜。
ホリ
え、、そうなん??。
同期Y
買うならこのリビングシェルロングにしとけ。これは建てるの簡単だぞ。


「立てるの簡単」てのはキャンプ未経験者にはかなり効いた。うちの奥さんもめんどくさいことは嫌い。いきなりテント立てるのに大変な思いをして、「もうキャンプなんか2度と行かへんわ」ってなるのだけは避けたい。スタイリング的にはトルテュが好みだったけど、ネットのアウトドア系ブログをいろいろ調べてみると、トルテュよりも幅が広くて、違うテントをパイルダーオンする拡張性もある!(しないんだけど)まあ、リビシェルロングも十分王蟲っぽいから、金色の野に降りたてるしね。

ということで、テントはリビシェルロングに決定だ!

え、テント買うだけじゃだめなの??
インナーテント、、インナーマット、、グランドシート、、シールドルーフ、、、
一体いくら使わせる気だ。。

 

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