光画ホリデーのシロートフィルムスキャン講座1。

sirotofilmscan.jpg
コメントやツイッター等で、「光画ホリデーのスキャンの方法教えて欲しい」と
嬉しくなっちゃうリクエストがたまーにありまして、こんなトーシロの
フィルムスキャン術でよければいくらでもお教えいたしましょう!と、鼻息荒く、
光画ホリデー初のハウツー記事でございます。
せっかくだからタイトルも描いてみたよ。
でもね、特別な秘密なんか何もないですよ、あらかじめ。
それでも何かしらお役に立てれば。

■いまさらですが、まずは大前提のオハナシ。

ホリデーは「HASSELBLAD 203FE」という中判カメラを使っております。(こんなカメラです。)
デジカメだったら画像データをそのままブログにアップ、で済んじゃいますけど
ホリデーのカメラの記録メディアはフィルムですから、
ブログに写真をアップするには、

フィルム現像

フィルム、もしくはプリントをスキャン

ゴミ取り等、必要があれば画像補正

ブログにアップ

と、結構めんどくさいんです。。更新スピードが遅いのは、
僕のだらけた性格だけが理由ではないのです!(キリッ)

さておき、僕は大抵プリントじゃなくてフィルムをスキャンしてます。
HASSELBLADで使用するフィルムはブローニーフィルム(120フィルム)で
おなじみの35ミリフィルムよりも大きいフィルムです。
大きい分情報量も多く、それはそれは、細かいところまできっちり写ってくれるわけです。
120film.jpg

■どんな機械でスキャンしてるの?

ホリデーの使っているフィルムスキャナはこちら。
f3200.jpg
EPSON F-3200
日進月歩で進化するデジモノの中では珍しく、
2004年に発売されたきり、後継機が出る事無くいまだに現役機。
もう6年ですよ。小学校卒業できちゃいますよ。そんなデジモノ、他にあります?

■で、F-3200、どーよ?

そもそもブローニーフィルムをスキャンできるフィルムスキャナ自体
選択肢がほとんど無く、需要推して知るべし、です。ぎゃふん!
その中でも当時一番安かったのがこの機種だったんですが
ウェブに写真をアップするには十分なスキャン性能です。
正直最近のフラットベッドスキャナの方が性能は上ですが、
机の上にちょこんと置けてぱっと手を伸ばして作業できるので、
個人的には重宝しております。

が、、困るのはゴミのつきやすさ。
フィルムマウントがガラスで出来ているので
静電気ですぐにホコリがついてしまいます。
filmholder.jpg
エアダスターは超必須アイテム。スキャンの度にぷしゅーー!!ぷしゅーー!!と
ホコリを吹き飛ばしてますが、、それでも完全に取り除けません。
画像ソフトでのゴミ取り修正は必と思ってさしつかありません。うがーー。

それに、最近縦スジノイズが結構目立つようになってきました。
プロユースとしてはちょっと問題アリな機種だと思います。
ま、おいらプロじゃないし。ぷー。

てか、他に安くて性能良しのオヌヌメフィルムスキャナ知ってたら
ほんと教えてください。お願いします。。

■スキャンの設定は?

解像度はいつも2400dpiで取り込んでいますが、
これ、WEB用だと完全にオーバークオリティですね。
以前よくプリントアウトしたりして楽しんでたんですが、その頃の名残。
それに、高解像度で取り込んだらブローニーの威力を堪能できるんです。
拡大してうっとり。。そう、自己満足です。ほっとけ。

色調整ですが、めんどくさがりのホリデーは大体スキャナユーティリティーの自動露出まかせです。
ただ、白飛びや黒潰れだけは気にして「ヒストグラム調整」のパラメータをいじって
トーンを起こします。勿論、フィルム自体が白飛び黒潰れしてたら意味ないです。
一応、中間調を大事に、がホリデーの唯一のスキャン方針ですので
わざとコントラスト弱めの眠い状態でスキャンする事もあります。

その他の色調整もいじりたくなっちゃうんですが、こだわり過ぎると
なかなか先に進まなくてどんどん自分がイヤになってきちゃうし、w
細かい絵づくりは後でレタッチソフトで気の済むまでやればいいので、
ここではほとんどいじりません。

ということで、長くなってきたので、続きは次回!
光画ホリデーのシロートフィルムスキャン講座2」に続く。

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