MINOLTA TC-1 / FUJI COLOR NATURA 1600
天才アラーキーの肖像。
普段はエロくていい加減なことばっか言ってるけど、
カメラ持ったとたんにそのオーラがスタジオを支配して圧倒しました。
写真家なのかパフォーマーなのか。体全体で写真を撮るパワフルな表現者。
撮ってるあなたが絵になりすぎる。じじい、めちゃくちゃかっちょいいぜ!
いろいろ過激な事やってるけど、じかに接してみると
びっくりするほど優しくて思いやりがあっておおらかでかわいくて。
この仕事に関わったみんなが全員大好きになってしまったんです。
そんなアラーキーのふっと力が抜けたその瞬間、シャッターをきりました。
彼の持つ寂しさとか静けさとか、素の何か、が写せた気がします。
許可を得て掲載。
そういえば、ミノルタのTC-1は光画ホリデー初登場。ていうか35mm自体お初。
この1枚が撮れてから、僕の中でTC-1は神機となりました。やるじゃん、TC-1。
MINOLTA TC-1 / FUJI COLOR SUPERIA Venus 800
何?その直立不動!かわゆすな、、アラーキー。
もうすぐ70歳とは思えないパワーで、1時間半もの撮影を
最初から最後までテンションマックスでぶっ通し!何その体力、すごい。
のくせして、どうも体を悪くしてるらしく、笑いながら「君らの仕事が遺作かな!がはは!」
みたいな事言い出すからそのギャップにびっくりしたんだけど、
後日、彼の出す新しい写真集のタイトル見てこれまたびっくり。
「東京ゼンリツセンガン」。。
ほんと筋金入りの表現者だわ。
ということで、おまけの写真をもう1枚。。
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