HASSELBLAD 203FE / Planar FE110mm / kodak PORTRA 400VC
ハッセルブラッドを持ち始めてしばらくはいろんなDPE屋を渡り歩いては
それぞれのプリントの具合を試していましたが、
ジャンプ男に教えてもらった「ワタナベカメラ」に出会ってからは
すっかり気に入ってしまって、そこで焼く事にしています。
最近のカラーは、ほとんどがデジタルプリントみたいなのですが、
このお店はレンズで焼く機械を使い続けています。
今では時間があればその機械をいじらせてもらい
自分でプリントすることもよくあります。これが、、楽しい。。
見た目のコワいおやっさんの人徳なのか、若い女子からカメラ愛好の年配まで
いろんな人が集って、夜はお店で誰かが差し入れたビール呑んでたりする、いい店です。
写真は、そんな「ナベカメ」に通い始めてすぐくらいに撮った1枚。
おやっさんから「写真の展示に出品しないか」と急に誘われました。
ナベカメに集まるお客さんを中心に結成されている写真クラブがあって、
その年に1回の展示に参加しろ、と言うのです。
ハッセルブラッドの操作もまだおぼつかないくらいの頃でしたんで、
冗談だろう、と思っていたら、顔出すたびに言われるので、
まあ、そんなんも面白いかも、と思って出品したうちの1枚なのです。
この女の子、もっと目がぱっちりした天真爛漫な感じの子なんですが、
この写真は半目でシャッターを切ってしまった失敗カットだったんです。
少なくとも同時プリントした時はそう思ってました。
で、どの写真を引き延ばして出品するか選んでいる段で
おやっさんが、この写真をアンダーに焼いてみろ、というので
言われた通りにしてみたら、なんだか急にオーラを放つ写真に大変身!
プリントひとつでこんなに意味合いが変わるんか、、と感動。
半切に焼いてでっかくしたら、もっと感動!
(ちなみにここにアップしてるのはフィルムスキャンですが。。)
この経験で、ハッセルブラッドにさらにずぶずぶとハマっていくのでありました。
あわれホリデー、ハッセルの餌食。南無ーーーーー。
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