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青くてブルー。そしてバタアシ金魚。


080420_01.jpg
HASSELBLAD 203FE / Planar FE110mm /  FUJI PRO400
上海浦東国際空港の天井。

080420_02.jpg
HASSELBLAD 203FE / Distagon FE50mm /  FUJI PRO400

ということで、長らくお楽しみいただきました中国シリーズもこれにて終了。
これからまた心を入れ替えて、撮ります撮ります。

写真を撮り始めてからプロアマ含めていろんな人の写真を目にするようになりました。
2次元表現にはそれなりに自信を持っていた僕ですが、
一カメラマンとして肩を並べてみると、プロはもちろんのこと
アマチュアカメラマンの強く光る一枚を前に圧倒されちゃう事もしばしば。
実は、最近絵本を執筆しはじめています。
広告会社のアートディレクターではなくて、一作家として筆を持ち
彼らと肩を並べてみると、人知れずネット上に置かれた一枚の絵や、
何気なく読んでいた漫画の一コマに、へこまされること数知れず。
良いものに出会うと無条件降伏しちゃうクセが昔からあるです。
あんなの撮れねー!あんなの描きたい!と無い物ねだりがはげしくて。
ヒットは打てる、でもホームランが打てない。。と思い込んでるフシもある。
テクニックや機材を超えた何か。どこにありますのん。
尊敬するあなたたちに僕はどれだけわたりあっていけますかね、、
とまあ、ここしばらく、そんな青い怨霊にもんもんとさせられて
「青」だけにブルーになってましたが、
この土日で出した結論は、目の前の事をちゃんとやる。
もっと描け。もっと撮れ。あとは、もっと仕事しろ。と。
あれ、、まだ青い怨霊が。アホかオレ。恥ずかし。。
いつかすごいのつくれたら、誉めてやってください。喜びます。

引っ越しの準備をし始めています。
だって、もう来週には部屋出来上がってんだもん。すげー。
ブックオフ行きの本をチョイスしていたら、「バタアシ金魚」にぶつかって
そのまま読書タイム!ああ、こんなはずでわ。。
「ウォーターボーイズ」よりも熱くておバカな青春水泳マンガ。
「ドラゴンヘッド」や「座敷女」で有名な望月峯太郎の初期の作品。
でも、氏の作品の中では僕的ナンバーワン。しかし、、絵ウマー。
batakin01.jpgbatakin02.jpg
(c)望月峯太郎 です。クリックで拡大。

『俺はビートルズの「レット・イット・ビー」っての大嫌いなんだ!』
この台詞、相当好き。いや、ビートルズはめちゃ好きだけど。
『けけ懸命なんだぜ俺は!見てよ!この汗っ平然じゃないよ』
『いつだって・・・・いつだって無理してんのよオレ!』
そうそう、僕もそう。男の子はみんなそう。余裕なんて常にない。
『若さってっ ガンバリズムだっ!!』
あはははは!面白いので機会があれば読んでみて。
特に終盤あたりの展開はほんとに好き。

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30超えの恥ずかしい青臭さに免じて、
笑ってぽちっとよろしくおねがいします。


2008年4月21日 Holiday | | コメント(12) | トラックバック(0)
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コメント(12)

mid_45 :

ちわぁ~!

1枚目、ぶっ飛びました@/@
四角い写真止めます。(嘘)

それにしても、衝撃の一作品・・・沈
6×6画面フル活用
Hはホリデー氏の代名詞だからいいとして
光線の採り入れ、色合いも最高!!

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ゆう :

1枚目・中国=核戦略ミサイル?考えすぎか(笑)
2枚目ディスタゴンはちょっと色目が違うんですね。
ホリデーさんが絵本描いたらネット販売してください絶対買いますから!

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tunaki_k :

これは天井からぶら下がっているんですか?どうもスケールがつかめなくて、見ていて変な感じです。特に二枚目は。

テクニックや機材を超えた物何かってのはたぶん感性とかいう代物なんでしょうけど、やはりこういうのは持って生まれた物なんですかね。
そんなもの一度だって持ち合わせた覚えなんて無いとか言うとそれで終わってしまいそうですが、それでも写真を始めた頃はそう言う物を探ってみようとはしてました。
でも最近はもう凄く投げやりな感じです。長持ちしません。あまり考えてるとイライラしてきて、何のために写真撮ってんだろうという疑問がふっとわいてしまいます。
気楽に撮ればいいってものじゃないんでしょうけど。
でもただの趣味だから気楽で良いのかな。
どうなんでしょう。

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cucchi3141 :

う~ん「ハリセンボン」(ふぐみたいなヤツ)を思い出しました。
あとはベトナム戦争時の竹槍が仕込まれた落とし穴。あれ痛いでしょうね・・・(-_-;)

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morori :

先端恐怖症の人にはきっつい空港だねえ。。。。

ブルーっすかー。
これを考えるとモンモンとするっす。
特に自分のスタイルを確立しなきゃと思ってる時とかね。描けるけど何かが足りない、なんで描いてるのかとか無限ループに陥るから。
最近は絵を描いてて楽しくてしかたがなかった頃に戻るために好きなものを好きな風に描いたりする事をしたりしてるよ。
後、色々な事(絵に関してだけじゃあなく)を人に選んで貰いたくて色々難しい事になってたなあと最近になってやっと気づいて、自分で決めていいんだなーと思う事にしたら楽になりましたわー。
まあ、自己満足じゃあだめだけどね。

といいつつ良い作品を見ると凹むけど(笑)

すごいのできたら教えてね。
褒めちゃります!!

あ、関係ないけど広告批評が廃刊になるらしいね。さみしいなあ。

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nsn_sns :

中国シリーズ、終了ですか。
次の展開を楽しみにしています^^

トレペですが、両サイドに貼るのがミソです。
シャドウ側のトレペが全体に弱くレフをしてくれるので、回ったやさしい光になるんです。
で、それでもシャドウ側が足りないときは、更にレフを入れるのですが、わたしの場合はグレーが多いです。白だと起きすぎるんですよね。
これもミソです(笑
でも、これって結構場所を取ってしまうので、ヤンキーに(失礼笑)「邪魔~~」っていわれるかもです^^;;

もっと楽でいいのは、四角の枠を作ってそれにトレペを貼っておくと簡単でいいかもです。サイズをいくつか作っておくと便利です。
 
トレペは、ヨドバシとかビックカメラとかにロールで売ってますよ。

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Holiday Author Profile Page:

>midさん
ちわーっす!お返事遅れました。。すません。。
いっぱい褒めてもらいました。ありがとうございます。
嘘つきmidさん、真四角写真は絶対にやめないようにっ!ふふ。
肉眼だと、光のグラデーションがさらにキレイだったような。
Hは当然狙いました。ぐふぐふ。

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Holiday Author Profile Page:

>ゆうさん
こにちわです。お返事遅れてしまいました。。
核ミサイル。。そんなイメージもありますね。
なぜだかエヴァンゲリオンぽいなあ、とも思いました。
絵本!頑張る!!できたら宣伝してくださいね!!!

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Holiday Author Profile Page:

>tunakiさん
肉眼で見ててもちょっとスケール感が狂う感じで面白い空間でした。
僕の悩みを真正面から受けていただいて、すごくうれしいです。
求めているのは、持って生まれた光り輝くもの、かもしれないし、
人には見せられないと思ってる排泄物みたいなしょーもないもの、なのかもしれないし。
気楽に撮ることは全く悪いとは思いません。むしろ、僕だって楽しけりゃそれでいい系ですから。
別に苦しむことが目的でもないし、偉いわけじゃないっすよね。
義務でやってるわけじゃないですもんね。うんうん。tunakiさん、やっぱそうだ。ありがとう!
でも、何か、もう一歩前に進みたいな、と思ってるフシもあるんです。
写真も含めて、表現そのものについて。
何かをつくることがもっと楽しくなるように。うーん。うーーーん。。
ふふふふふ。

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Holiday Author Profile Page:

>クッチさん
はうあ!!!ベトナム戦争の竹槍落とし穴!!!
なんだかリアルにそれを見たような書きっぷりですね。。
なんだか漫画とかでしか見たことないですわ。
めっちゃ痛そうですやん。

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Holiday Author Profile Page:

>もろ
うへー。返事がめっちゃ遅くなりました。ごめにょ。
僕的には、なにより「描いてない」「撮ってない」というところから
悩んでいるのかもしれない。アートディレクターってなかなか自分の手を
動かせないので。君らのように本当に腕一本でやってる人達に対して
焦りを感じる事もあるなあ。うん。
器用になっていく自分に対しても、これでいいのか、ってね。
まあ、やっぱ似たような悩みだね。もうしょうがないね。
そういえば、今度、坂井と一緒に仕事するんだー。えへへ。
頑張って僕らの世代を盛り上げていきたいです。
共に頑張りましょう。やるぞー。

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Holiday Author Profile Page:

>nsnさん
ううう、返事がめっちゃ遅くなりました。。
トレペ技、ご教授ありがとうございます!
しかし、これやりだすと、やれセンチュリーだ、やれ撮影台だ、と
どんどん物入りになってきますな。わくわくわくわく。
はっっっっっ!!!うしろから怖い人の目線が!!!
でもリビング広くなるので、モノ撮りがほんと楽しく出来そう!
またつまづいたらいろいろ教えてやってください。
でわわー。

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Author : ホリデー

広告会社勤務。ポン・デ・ライオンと一児の父。ハッセルブラッドは生涯の友になりそうです。いいカメラに出会えました。

「フィルムで撮ったらレンズで焼く!」
光画ホリデーはワタナベカメラを贔屓にしています!


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