デザインに祈る。

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HASSELBLAD 203FE / Distagon FE50mm / FUJI PRO400
「フィルムで撮ったらレンズで焼く」をモットーに日夜写真を焼きまくる
ワタナベカメラ、通称ナベカメ、のボス。
デジタルプリントを嘆き、飽くまでレンズ焼きにこだわり
老体のプリント機をいたわるいぶし銀。写真への愛は誰にも負けません。
決してきれいとはいえないけど不思議に落ち着く店内で
夜な夜なフィルム愛好家がくだをまいてます。何故か女子率高し。
35mmを出すと、ナベカメセレクトで勝手に2Lに焼かれる事も!
くせはあるけど、はまると抜けられないナベカメワールド。
気になる人は一度フィルムを出してみましょう。→ワタナベカメラ

広告代理店に入ってからアートディレクターとしてリアルな現場に立ち、
グラフィックデザインのスキルを活かして、いろんなお得意さんの問題を解決しようと
日々奮闘するホリデーですが、まあ、表面上の問題はクリアしているんだろうけど、
心ないものが出来上がってよく凹みます。
大学時代の先生でグラフィックデザイナーの佐藤晃一氏の言葉が
いつも僕の頭のかたすみでちらちらしてて、すぐに怠けようとする僕の背中を
時折しゃんとさせてくれます。特に文章後半。少しでもそうありたい、と祈る日々です。

「デザインは芸術ではない」という意見に私は反対ではありません。
ファイン・アートには現実的な目的がないのに対して、目的や機能をたくみに果たすことで、
デザインがはじめて生きたダイナミズムを得ることを仕事を通して痛感しているからです。
野に咲き乱れる花々も、虫たちを呼び寄せるという目的をかなえようとする神の工夫に違いありません。

その一方で、私はデザインがその目的をかなえるだけで終わるのではなく、
何かそれ以上のものでありたいと願っています。なぜなら花のデザイン、その豊かで多様な色と形は、
チョウたちを集めるという合理主義をはるかに逸脱しているようにしか見えないからです。

今日も頑張りまあす。

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